がまん不要!更年期症状緩和を国際薬膳師&管理栄養士がアドバイス

なんとなく調子が悪い…そんなときこそがチャンス!

春分は陰陽調和のチャンス!なんとなく調子が悪い…もガマンしないのがViViAMO流!
ViViAMO食養生担当の堤ゆ佳りです。

「元気がないとか気が乗らないとか、思うような自分でない時こそ、自分の弱いところに気づくチャンスよ!」というテーマについてお伝えします。

想像してみてください。

なにをやってもうまくいって、絶好調で楽しくて…という時は、調子が悪いところや弱いところが、気にならないでしょう?

夢中で作業していて、終わったところで、ぶつけて内出血していたり、小さな切り傷に気付いたり、ってことありますよね?ない?わたしはあります。



夢中になっていてココロが忙しいから、そういうことに気付かないし、気付いても立ち止まってる暇はないといった状況なのですね。

反対に、疲労が溜まっていたり、季節による環境の変化などで、自分のノリが悪くなると、今まで気にならなかった不調が気になるのです。

「気づいてしまう」と言ってもいいかもしれません。調子が悪い時だから、それが余計に嫌な気持ちにさせる⤵️ことにもなるのだけれど。

ここを「いつものことだから。」「時間が経てば気にならなくなるから」とやり過ごしてきた方が多いでしょうが、「やり過ごすには辛すぎる」となるのが、40代〜50代〜の更年期世代です。

更年期だから調子が悪くてあたりまえ…ではないですよ!

だから、見逃さないでほしい、放置しないでほしい。

「こんなことは誰にでもあることだし、些細なことだから、相談するまでもない」と思っているあなた。

日本女性はそういう自分のカラダとココロのことについて、見ないふりをしすぎだし、ガマンしすぎなんです!
ここは出せる限りの大声で叫びたい!

我慢しすぎ~~~!

こういう我慢は美徳でもなんでもありません!

中医学の先生(中国出身の女性)が、日本人は我慢しすぎ!とおっしゃっていたのが印象に残っていまして。

薬膳が生活に根付いている中国の母親たちは、娘の生理が終われば棗を食べさせ、生理痛となれば、棗と落花生を黒砂糖で煮て食べさせる(注:全ての生理痛に良いわけではない)と、「痛いのが当たり前ではない」という考え方のもと、ケアをするそうです。

だから、更年期だから仕方ないなんてことはないんですよね。

自分では些細なことと思っていることでも、「それ全然些細じゃないですよ💦」ってことはよくあります。

“そのがまんは必要?更年期はととのえる”タイミングですよ

更年期のこの時期だからこそ、更年期でなくても不調が気になる今だからこそ、これまで我慢してきたこともひっくるめて、「見直してととのえるタイミング」と、とらえて欲しいのです。

そして季節の変わり目で何かとトラブルが多くなる、春分の時期には、中医学的にも素敵なテーマがあります。

陰陽調和(いんようちょうわ)です。
「陰と陽が程よく調っている」の意味です。

春分とは夜と昼の長さが同じ日、陰気が長かった時期から、陽気が長い時期に入れ替わるところです。夜が陰、昼が陽ですが、中医学では自然界全てが陰陽に分けられて、そのバランスを保っていると考えます。人間も自然界の一部なので、人間の体のパーツも陰陽で分けられて、バランスが良いとカラダもココロも調子がいい♫となるわけです。

気(生命エネルギー)・血(血液)・津液(血液以外の身体に存在する水分、リンパ液など)で言うと、気は陽、血と津液は陰です。
月経がある女性は定期的に陰が不足し、更年期になって閉経に近づけば、気も陰も不足したり巡りが悪くなってバランスが崩れたりします。

これが、女性は揺れる生き物たる所以です。

調和する。と言うところがミソなんですが、このバランスも個々によって違います。体質はもちろん、環境なども違うからです。

ここで、先ほどの、具合が悪くなるとどこに不調が出るか?と言うところに着目していただきたいのです。

  • 風邪をひきやすい
  • 胃腸の不調
  • 頭痛
  • 倦怠感

などなど。

ざっくりいえば、こういった症状に関連する臓腑や気血津液など(陰陽)が、体質的に弱いところの可能性があります。

ここを補強して、あなたにとって心地よいところへ持っていく=調和させる=楽にする

あなたの不調はどこに現れますか?(←ここ大事!) 

あなたの不調はどこに現れますか?(←大事なのでもう一回聴きます!)

揺れるお年頃、この時期の陰陽調和のポイント3つをお伝えします。

春の陰陽調和の主なポイント

気を発散させる

日頃から、
・ストレスが高じるとイライラ
・情緒不安定になる
・便秘や下痢をする
・頭や肩が張るような痛みが出る


このタイプは、気を発散させることが苦手な方が多いですから、自分を解放する時間を作りましょう。
軽い運動をしたり、好きなものに囲まれてゆったりと過ごす時間を、細切れでもよいので作ることをおススメします。
好きな香りを身の回りにおいておくのもおススメ。フルーツでも花でもお香でもアロマでも。

香りを感じながらゆったりと呼吸をしましょう。
眠る前に枕元やお部屋に好きな香りを漂わせるのもステキですね。

何が好きな香りかわからない方は、これを機に見つけましょ。

デトックスする

冬の間に溜まった身体に不要なものを排出するタイミングです。
外に出そうとする働きで、下痢、吹き出物などのトラブルが出てきたりします。
日頃から
・便秘がち
・汗が出にくい
・肌がくすみがち
このような方も多いです。

ゆったりと入浴したり、体を動かしたり、水分もこまめにとってお手洗いにいきましょう。
芽吹きのもの、菜の花、ふきのとう、にら、みつば、もやしを食卓に上らせて。

一度にたくさん食べるよりも、”毎日少しずつ“が良いです。

食べ過ぎると急に反応が出る場合があるので、様子を見ながらにしてください。
冬眠から目覚めた熊がふきのとうを食べるのは、寝ている間にたまったものをデトックスするからとも。

消耗を補う

寒暖の差が激しく、自律神経が消耗します。
・倦怠感、疲労感がある
・風邪をひきやすくなる
このようなタイプが多いです。

服装は、下半身は温かく、上半身は脱ぎ着ができる軽めの服装にしておくのが理想的です。
春の装いを楽しむにしても、首、手首、足首、くびれ(腰回り)は風にさらさない方が安心ですよ。

人によっては消化が滞ったりするので、冷たいものよりも温かいもの、消化の良いものを選ぶと良いでしょう。
魚ならあっさりした白身魚、米なら玄米よりも白米、春野菜をたくさん入れたお味噌汁でしょうか。

甘いものの食べ過ぎは控えて、適度に酸味のある果物を控えめに食べるくらいがちょうどよいですよ。

今のがまんを手放して楽にするご提案をいたします!

3つのポイントが、複数あてはまる場合も多いです。
「できそうなところから始めてみる」、「迷ったときには、おススメを選ぶ」そんな感じで気軽に取り入れてみてください。

「でもやっぱり選べない」場合には、お気軽にご相談くださいね。

「この春は我慢しない」と決めたあなたを応援させてください。