更年期世代、春先のなんとなく不調の中医薬膳的改善ポイントはココ!

更年期+春の不調がたくさんあるというあなたへ

なんだかイライラするし、悲しい気持ちになったり、眠りも浅い。年度末で忙しいし、花粉症もあるし。数えていったら、様々な不調がたくさんあるという更年期世代に向けてお伝えします。

春先特有のカラダとココロの変化を知って、更年期世代の不安を和らげましょう。

あなたの不調別食べ方や食べ物選びのポイントもお伝えします。

こんにちは。先日、梅見に行ってきました。まだ咲き始めでしたが、風がいい香りを運んでくれました。
あー、リラックス。癒される。梅の香りって爽やかで大好きです。香りをたくさん楽しみたいから、何回も深呼吸してみたり。

香り、呼吸、そして楽しい気持ちで、うまく気が巡っていきます。
※ちなみにガクが緑色の梅のつぼみは緑萼梅という気の巡りを促す中薬

緑萼梅

そもそも春は、中医学的にはモヤモヤしやすい時期なのです。

春は芽吹きの時期ですから、体の内側から外に向けて気(生命エネルギー)を伸びやかに、発散する季節。人間も草木と同じように春になれば、冬に温存して蓄えた気を、外に出すことで活動的になろうとします。だって春だもの、新しい季節の始まりだもの。

溜めたものを外に出そうとするから、デトックスの時期でもあります。吹き出物や下痢のような症状が出る場合もありますね。

ところが、なんらかの支障があって気がうまく発散できないと、外へ行きたい活発な気が行き場を失って、カラダとココロのバランスを崩すのです。

更年期世代全般にいえること

女性ホルモンの生成が少なくなることを、中医学的には、生命エネルギーの源が少なくなっていくと考えます。
その生命エネルギーの源を管轄しているのが、腎なのですね。

西洋医学でいう腎臓という臓器の働きとはちょっと違いまして、泌尿器系としての機能以外に、命の源や性ホルモンの元なども管轄しているのが腎と考えます。

更年期世代は、この腎の気や潤いが不足することが、ホルモンバランスの変化という形で出てくるのです。気も足りないけれど、ホルモン的潤いも少なくなるのが更年期世代の特徴です。

あなたは、春が来た~\(^o^)/ それとも春が来た(+_+) どちら??

気の巡り、血の巡り、津液の巡りの滞り更年期世代は、ホルモンバランスが不安定になって、カラダやココロも揺れる年代です。

本来なら伸びやかに「春だー\(^o^)/」としたいところだけれど、最近イライラしたりウツウツしがち。なんとなくだるくて、調子が出ない(+_+)。

それでなくても(なんとなく)不調なのに、この時期は輪をかけて、本来巡るはずの気が滞って発散できず
気の巡りが滞れば、血液やその他水分の巡りも悪くなって、さらに不調になることも。

春に倦怠感、頭痛、むくみ、イライラ、不眠などに悩まされる理由

更年期の疲れた女性


気・血・津液(血液以外の体液、リンパ液など)が、正常な動きができなくて、倦怠感、頭痛、むくみ、イライラ、不眠などになって現れます。

この時期は寒暖の差も激しいので、自律神経が乱れがちでもありますしね。

そして社会的には年度末で慌ただしい。

毎年この時期は、せわしない気持ちで過ごされている方も多いでしょう。

プライベートでも仕事などのパブリックでも、締め切りとか卒業とか区切りがどっと押し寄せる。ココロの余裕なんてどこかへ行ってしまった。あー、忙しくてストレスがたまる!そのストレスが、ますます気の巡りを悪くします。ああ、ツライ。

ここまで読んでくださった方は、季節的にも社会的にも更年期的にも、気の巡りが悪くなりやすい時期とご理解いただけたはず。

それなら、ご自分の弱いところを補強すればいいんです。あら、それ知りたい。

ご自分の弱いところを補強する!おすすめ対処法

更年期共通

食べ物:気と潤いを補う山芋がおススメ。おろしてとろろでも、焼いても煮ても。毎日少しずつ続けると良いです。

おろすのが面倒な場合はビニル袋に入れて叩いて使うと、サクサクとネバネバの両方が楽しめます。

イライラしがち、怒りっぽい

大根のきんぴら風 セロリを使っています

食べ方:香味野菜(大根のきんぴら風レシピはこちら)、根菜、香りの良いくだものなどをとりいれて、気を巡らせます。
主食(炭水化物)だけの食事や、砂糖のとりすぎは控えます。血糖値のアップダウンが大きいと、気持ちのムラも大きくなりやすいです。

食べ物:おすすめは柑橘類の香り。甘いおやつの代わりに、オレンジやみかん、いよかん、甘夏、デコポンなどを香りを楽しみながら。

食べすぎると冷えて巡りが悪くなるので、大きいものなら1日1/2個くらいが適量。

特に皮が良いので、紅茶に入れたり、刻んで薬味に使いたい。

滞った気の巡りを優しく動かしてくれます。お好きなハーブや花など一緒にお風呂に入れて、香りを愉しんでも良いですね。



頭や目が熱くなる感じがある場合は、貝の味噌汁やスープ(殻付きで使って)などもイライラを落ち着かせます。

疲れやすい、倦怠感

食べ方:食べ過ぎないこと。消化の良いものを、お腹が落ち着く程度の量でよく噛んでゆっくり食べます。

食べ物:米や芋などを適量食べる。低糖質とか考えないこと。
おすすめは、大根や芋を入れた汁物。


具のおすすめは大根、人参、じゃがいもなど。タンパク質は魚でも肉でも油揚げでも。
むくみがちな人はじゃがいもを里芋に変えると良いです。消化吸収の力も弱っているので、そこを助けてもらう組み合わせ。
酒粕を入れて粕汁なら発酵食品もとれて最高です。

ご飯もしみじみ美味しい。

不眠、不安感、動悸

食べ方:夕食は軽めにすると睡眠の質が上がります。油ものは避けて消化の良い動物性タンパク質と色の濃い野菜の組み合わせがオススメ。乳製品を適宜とるのも〇。乳脂肪が気になる場合は、低脂肪のものを選べば安心です。

食べ物:1番のおすすめはナツメ。毎日一個続けます。ナツメをかじりながら中国茶を飲んでリラックスを。夜にヨーグルトに浸しておいて、次の日に食べてもおいしいです。我が家では赤ワイン漬にして常備しています。

※ナツメヤシ(デーツ)ではなく、漢方で言うところの大棗(タイソウ)です。

食事は色の濃い野菜と脂身の少ない豚肉や、レバー、魚の血合いもおススメ。野菜とタンパク質食品の組み合わせで食べるのがポイントです。レバーは、一度にたくさん食べるより、頻度を上げて少しづつを長く続けるようにしましょう。

その他:心配事などでココロの負担が大きいと動悸が激しくなることがあります。夜眠れない、考えだすと不安になるなどの場合は、食べ方を変えるのと同時に、ヒーリングも重要です。カラダの不調はココロの不調のサインでもあります。スルーしないで癒しましょう。

国際薬膳師
堤 ゆ佳り

以上、主なものを挙げました。実際には、それぞれが組み合わさって複雑に絡み合っていることがほとんどですし、どこから着手するかも様々です。ご自分に合った方法でしっかり不調を緩和したい方は、お気軽にご相談ください。

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